第9回「子どもエコ俳句大賞」表彰式を開催しました

子どもエコ俳句大賞

1月25日(日)に、大阪市西区の大阪市立こども文化センターで第9回「子どもエコ俳句大賞」(NPO法人シニア自然大学校と共催)の表彰式を行い、50,966句の中から選ばれた優秀作品106句を表彰しました。会場には受賞の小学生とその家族約300名が参加し、受賞者それぞれを表彰するとともに、プロジェクターも使い、一人ひとりの作品をすべて紹介し、みんなで鑑賞しました。

審査委員の坪内稔典(ねんてん)先生は、「皆さんは500人に一人選ばれたことになります。これはものすごいことです。ご家族の方は晩御飯にごちそうを用意してあげてください。今日一日は豪華に過ごしてください。それぐらいの価値がこの俳句にあります。」と受賞者を称えられました。また、「子どもエコ俳句大賞は住友生命福祉文化財団とシニア自然大学が共同して行っています。シニア自然大学はおじいさん、おばあさんのことを考えている団体です。この子どもエコ俳句大賞の裏方で働いてくれています。70代の人たちが10代の人と一緒に取り組んでいるのも素晴らしいことです。」とこの事業の意義を話されました。 特選に入賞した三人の句およびコメントは次のとおりです。

  • 鈴木 航(すずき わたる)くん (大阪市 鶴見南小学校1年) 《低学年の部》
    「よるのやま パパのせなかと カブトムシ」
    受賞したことをママから聞いてうれしかったです。パパとカブトムシを山へとりにいったときに、パパが木に登ってカブトムシをつかまえてくれたのを見て、パパの背中とカブトムシが似ていたのでこの句を思いつきました。この夏休みは30匹くらいのカブトムシをつかまえました。
  • 津村 太遥(つむら たいよう)くん (明石市 大久保南小学校3年) 《中学年の部》
    「金魚ばち たたけば金魚 ういてくる」
    (当日の表彰式は欠席)
  • 坂上 遥香(さかうえ はるか)さん (宝塚市 私立雲雀丘学園小学校5年) 《高学年の部》
    「すだれから とどいたかげは ストライプ」
    特選に入賞してとてもうれしいです。夏休みの宿題をしていたときに、すだれからのストライプの影がゆらゆら揺れているのを見て、おもしろいと思いました。すだれは涼しくてエコだと思います。今回の入賞をきっかけに、今後は環境問題に気をつけていきたいと思います。