ご挨拶

理事長 藤戸 方人

住友生命福祉文化財団は、生命保険事業の基本的理念である共存共栄、相互扶助の精神に基づき1960年に住友生命保険相互会社の寄付により設立された財団法人でございます。設立以来これまで、「援護を要する人々を含む国民すべてが健康で文化的な生活を営むことができるよう、より良い社会の実現に貢献する」ことを目的に事業を展開してまいりました。

お陰様で当初、へき地への医療提供の取組としての移動診療車による健康診断からスタートした事業は、1989年の「住友生命総合健診システム」開設、1990年の「いずみホール」開館(2001年から財団の事業として編入)、1991年の「スミセイさわやか介護セミナー」開始など順調に発展し、今日の事業の基礎が確立しました。

現在は、「住友生命総合健診システム」において人間ドック等の各種健診を行う予防医学振興事業、「住友生命いずみホール」(2020年に「いずみホール」から改称)」においてクラシック音楽の主催公演等を行う音楽文化振興事業、全国各地で「スミセイ ウエルネス セミナー」等の介護・健康セミナーを行う福祉事業、の3つの事業分野で社会に貢献すべく活動を行っております。

今、私たちの生きている世界は、大規模な気候変動、新たなウイルスの脅威、人口や食料、貧困問題等、多くの複雑な課題を抱えています。しかしながら、いつの時代にあってもより良い社会の実現のためには、「人」と「人」が互いに支えあい、助け合うことが必要であることに変わりはありません。

私どもはこれからも、設立以来60年以上の長きにわたる歴史と伝統を大切にしつつ、SDGsやウェルビーイングなど新しい時代や社会の要請も踏まえて、民の立場から豊かで明るい長寿社会の実現に貢献すべく努力してまいる所存でございます。
皆様の温かいご理解とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。