音楽文化振興事業

住友生命いずみホール

古楽最前線2018「聖母マリアの夕べの祈り」
古楽最前線2018「聖母マリアの夕べの祈り」

1990年、住友生命いずみホールは大阪城を間近に望むロケーションにクラシック音楽専用ホールとしてオープンしました。客席数821席と室内楽に最適な規模で、その音響の良さは各方面から高く評価されています。

2018年度は、耐震補強とパイプオルガンのオーバーホールを主な目的とした大規模改修を行いました。

公演では、「古楽最前線―躍動するバロック 2018」と題し、3年間にわたってルネサンスからバロックに至る時代の音楽を紹介するシリーズをスタートさせ、初年度はルネサンスから初期バロックに至る時代の音楽を中心に5公演を開催しました。特に宗教作品の最高峰のひとつともいえる大作「聖母マリアの夕べの祈り」はドイツからRIAS室内合唱団を迎えて演奏し絶賛を博しました。

バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒとの提携による「バッハ・オルガン作品全曲演奏会」は最終年度を迎え、7年間14公演を無事に終えることができました。そしてホールのレジデント・オーケストラであり、現代音楽を積極的に紹介する「いずみシンフォニエッタ大阪」定期演奏会は41回を数え、「ランチタイム・コンサート」は新シリーズをスタート、著名アーティストによる「スペシャル・コンサート」「ミュージック・ステージ」など、バラエティに富むラインアップで多様なクラシック音楽ファンのニーズに応えました。

障がいのある方々とサポートする方々をご招待する「夢コンサート」は16年目を迎えました。また、若年層のクラシック音楽ファンの育成・獲得に向けた取組であるユースシートも継続、Osaka Shion Wind Orchestra(旧大阪市音楽団)と提携した音楽鑑賞会では大阪市の小学生約4,500人が住友生命いずみホールを訪れました。

夢コンサート

夢コンサート
指揮者体験コーナー 撮影:樋川智昭

2003年度から、障がいのある方々とサポートする方々を招待し、「夢コンサート」を毎年開催しています。第1回以来、趣旨に賛同いただいているNPO法人関西フィルハ-モニ-管弦楽団(藤岡幸夫指揮)の出演で、多彩なソリストも加わる楽しいコンサートは毎回好評を得ています。盲導犬帯同者や車椅子利用者などを含む700名あまりが、指揮者体験コーナーも交え、毎回親しみやすい名曲を鑑賞しています。

【夢コンサート 開催状況】

  
  開催日 出演者
第1回 2003年9月3日(水) 藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第2回 2004年8月5日(木) 藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第3回 2005年9月20日(火) 片桐聖子(パイプオルガン)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第4回 2006年10月13日(金) 片桐聖子(パイプオルガン)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第5回 2007年8月23日(木) 髙嶋優羽(ソプラノ)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第6回 2008年9月22日(月) 辻井伸行(ピアノ)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第7回 2009年9月24日(木) 髙嶋優羽(ソプラノ)、 白水大介(トランペット)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第8回 2010年8月25日(水) 藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第9回 2011年9月14日(水) 藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第10回 2012年9月25日(火) 四方典子(ソプラノ)、 二塚直紀(テノール)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第11回 2013年10月2日(水) 有希・マヌエラ・ヤンケ(ヴァイオリン)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第12回 2014年9月26日(金) 有希・マヌエラ・ヤンケ(ヴァイオリン)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第13回 2015年10月7日(水) 渡辺玲子(ヴァイオリン)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第14回 2016年9月15日(木) 石坂団十郎(チェロ)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第15回 2017年9月5日(火) 安井歩(パイプオルガン)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第16回 2018年10月24日(水) 藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
とりまとめ団体:
大阪市社会福祉協議会、日本ライトハウス、大阪ボランティア協会、全国重度障害者雇用事業所協会大阪支部