
HOME > ニュース一覧(住友生命社会福祉事業団) > 「いずみホール夢コンサート」を開催しました
2011年9月14日
9月14日(水)、毎年恒例の「いずみホール夢コンサート」を開催しました。このコンサートは、普段はコンサートホールにあまりお越しになれない障害をお持ちの方たちと、サポートする方たちを共に招待し、ボランティア団体の協力を得て、生のクラシック音楽をお楽しみいただくもので、今回で9回目となりました。
毎回、関西フィルハーモニー管弦楽団が出演し、指揮者藤岡幸夫さんの手話を交えたオープニング挨拶はすっかりお馴染みになりました。体感音響システムを組み込んだ特別仕様の椅子を今回も設置し、聴力障害の方々にもクラシックの名曲を楽しんでいただきました(協力:パイオニア株式会社)。
今年はリスト生誕200年にちなみ、プログラムの最後は「ハンガリー狂詩曲第2番」。前半の最後は吉松隆の「コンガラガリアン狂詩曲」という、シンメトリカル(?)な構成。夢コンサート初となる現代作曲家の難解な作品かと思いきや、まさにクラシック名曲メドレー、8分間で18曲も楽しめるパロディ作品で客席が大いに沸きました。また、いつも申込多数の指揮者体験コーナーでは、視覚障害の2名の方が盲導犬と一緒に舞台に上がり、緊張した面持ちでオーケストラの指揮に挑戦しました。
「夢コンサートはもう9回目、まさに継続は力なり。素晴らしい音のホールで、この暖かい雰囲気のコンサートを振れるのは幸せ。またここで皆さんにお会いできるのを楽しみにしています」と、藤岡さんは早くも来年の10回記念コンサートに意欲満々でした。
(演奏曲目)
ワーグナー: 《ローエングリン》から第3幕への前奏曲
メンデルスゾーン: 《夏の夜の夢》から結婚行進曲
ヴォーン・ウィリアムズ: グリーン・スリーブス幻想曲
吉松隆: コンガラガリアン狂詩曲
- 休憩 -
モーツァルト: 《フィガロの結婚》序曲
ブラームス: ハンガリー舞曲第5番 … 指揮者体験コーナー
シュトラウスⅡ: 観光列車
リスト: ハンガリー狂詩曲 第2番
会場で曲名をお知らせしませんでしたが、アンコール曲はヨハン・シュトラウス一世の「ラデツキー行進曲」でした。また、「コンガラガリアン狂詩曲」で引用されている18曲は次のとおりです。
① ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」より第1楽章
② ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
③ プロコフィエフ:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」
④ ヴェルディ:「マンゾーニのためのレクイエム」より「怒りの日」
⑤ ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界から」より第2楽章
⑥ モーツァルト:交響曲第40番ト短調より第1楽章
⑦ ヨハン・シュトラウス一世:「ラデツキー行進曲」
⑧ ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調より第4楽章
⑨ ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲
⑩ ビゼー:歌劇「カルメン」前奏曲
⑪ チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」より「情景」
⑫ ボロディン:歌劇「イーゴリ公」より「ダッタン人の踊り」
⑬ メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調より第1楽章
⑭ R=コルサコフ:交響詩「シェエラザード」よりシェエラザードの主題
⑮ J.S.バッハ:組曲第3番より「アリア」
⑯ プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
⑰ ホルスト:組曲「惑星」より「ジュピター(木星)」
⑱ ベートーヴェン:交響曲第9番より第4楽章