第13回「子どもエコ俳句大賞」表彰式を開催しました

第13回「子どもエコ俳句大賞」表彰式

1月27日(日)に、大阪市此花区の此花会館で第13回「子どもエコ俳句大賞」(認定NPO法人シニア自然大学校と共催)の表彰式を行い、48,109句の中から選ばれた優秀作品106句を表彰しました。会場には受賞の小学生とその家族約340名が参加し、受賞者それぞれを表彰するとともに、プロジェクターも使い、一人ひとりの作品をすべて紹介し、みんなで鑑賞しました。

選者の坪内稔典先生は、「みなさんが詠んだ俳句は、約4万8千句のなかから優秀作品として選ばれました。これは、とてもすごいことなんですよ。これからも俳句を作る楽しさを感じてください。“春隣(はるとなり)”いう素敵な言葉があります。冬も終わりに近づき、春のけはいが漂う感じを表す季語です。家族みんなで“春隣”の句を詠んでみるのはいかがでしょうか。きっと楽しいですよ。」と話されました。

特選(坪内稔典賞)に入賞した三人の句およびコメントは、次のとおりです。

《低学年の部》
丸子 麗仁(まるこ れいじ)さん (神戸市 高羽小学校2年) 
「カナヘビを つかまえたとこ 水きれい」
家族でキャンプに行ったときに手で捕まえた。今も家で飼っている。

《中学年の部》
杉本 漣史(すぎもと れんし)さん (大阪市 島屋小学校3年) 
「夏の空は 太陽のとうと 仲よしだ」
太陽の塔と空が手をつないでいる様子をイメージして詠んだ。

《高学年の部》
大窪 凌世(おおくぼ りょうせい)さん (長浜市 田根小学校6年)
「青田風 ぼくもいっしょに 波の中」
田んぼのあぜ道を下校しているときに清々しい風を感じた。青田風が吹く環境をいつまでも守っていきたい。