
国の介護保険制度が始まる9年前、平成3年にスタートした「スミセイさわやか介護セミナー」は、全国各地の地方紙と提携して回を重ねています。各地で開催するセミナーでは、介護保険制度の情報、認知症の予防、介護の知識、介助技術など、実習をまじえた多彩なプログラムを提供しています。平成22年度は、全国37都市で開催し、延べ参加者は1万名を数えました。
家族を介護する人は精神的な苦悩や葛藤を抱え込んでしまいがちです。この問題の解決に向けては地域コミュニティ全体としてのケアを考える必要があり、財団法人たんぽぽの家と協働し、「ケアする人のケア」セミナーを開催しています。平成23年度までに、大阪、名古屋、福岡、さいたま、仙台、袋井(静岡)、札幌、徳島、廿日市(広島)で開催しました。
離れて暮らす老親介護の問題が深刻さを増しています。子世代が直面する仕事と介護の両立というタイムリーな問題を採り上げ、離れて暮らす親をケアするための方策を考えるセミナーを、NPO法人パオッコと協働して開催しています。平成23年度も東京・大阪で開催しました。また、遠距離介護のノウハウを集めた情報冊子「遠距離介護 行動の3つの柱」は、多くの方々から好評を得ています。
福祉をテーマに各地でまちづくり活動を展開しているNPO等が、より大きな福祉実現に向け、連携して取組むイベントや交流フォーラムの開催をコミュニティケア活動支援センターを通じて支援しています。平成23年度は、自殺予防および高齢者支援のネットワークづくりを支援します。
児童館を舞台に、子どもと多分野NPOとの出会いを創出するプロジェクト「子どものためのNPOとの協働事業(どんどこプロジェクト)」では、遊びや体験、創作などの取り組みを通して、地域全体で子どもを支える環境づくり、子どもに対する多様な角度からの社会教育の推進を目指しています。日本NPOセンター、財団法人児童健全育成推進財団とともに、全国に波及する可能性のあるモデルづくりを進めています。これまでに、全国5地域(宮城・新潟・石川・京都・福岡)で展開し、平成23年度からは全国を対象に公募型助成を行なっています。
(写真:「水と仲良くなろう」、燕市での川下り野外活動)
平成18年度から、NPO法人シニア自然大学校と協働して、近畿圏の小学生を対象に「子どもエコ俳句大賞」を募集しています。この事業は、次代を担う「子ども」と「エコ(環境問題)」と「俳句(国語)」を結びつけた企画で、子どもたちが身近な事象を通じ地球環境について関心を持ち、俳句を通じて表現するものです。「子どもの調和のとれた健全な成長」を願う趣旨で運営しており、毎年約5万句の中から100句あまりを選出しています。
(写真:坪内稔典先生から賞を授与、第5回「子どもエコ俳句大賞」表彰式)
平成15年度から、障害者とその家族やボランティアの方々を招待し、「いずみホ-ル夢コンサート」を毎年開催しています。第1回以来、趣旨に賛同いただいているNPO法人関西フィルハ-モニ-管弦楽団(藤岡幸夫指揮)の出演で、多彩なソリストも加わる楽しいコンサートは毎回好評を得ています。盲導犬帯同者や車椅子利用者などを含む700名あまりが、指揮者体験コーナーも交え、毎回親しみやすい名曲を鑑賞しています。
(写真:指揮者体験コーナー)
【いずみホール夢コンサート 開催状況】
| 開催日 | 出演者 | |
|---|---|---|
| 第1回 | 平成15年9月3日(水) | 藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団 |
| 第2回 | 平成16年8月5日(木) | 藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団 |
| 第3回 | 平成17年9月20日(火) | 片桐聖子(パイプオルガン) 藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団 |
| 第4回 | 平成18年10月13日(金) | 片桐聖子(パイプオルガン) 藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団 |
| 第5回 | 平成19年8月23日(木) | 髙嶋優羽(ソプラノ) 藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団 |
| 第6回 | 平成20年9月22日(月) | 辻井伸行(ピアノ) 藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団 |
| 第7回 | 平成21年9月24日(木) | 髙嶋優羽(ソプラノ)、
白水大介(トランペット) 藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団 |
| 第8回 | 平成22年8月25日(水) | 藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団 |
| 第9回 | 平成23年9月14日(水) | 藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団 |
| とりまとめ団体:大阪市社会福祉協議会、日本ライトハウス、大阪ボランティア協会、歯車の会 スミセイハーモニー、全国重度障害者雇用事業所協会 |
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